123456TOTAL
大岡藤ノ木スワローズ0010001
鎌谷クラブ00004-4
スコアラー代理です。
エピローグ最終章、南シニア杯が始まった。今度こそ正真正銘負けたら終わり。
オール保土ヶ谷の青いユニフォーム、中部会の紺色のユニフォームから、ちょっと久しぶりに慣れ親しんだ鎌谷の純白のユニフォームに着替え、選手たちは最後の戦いに挑む!
オールや中部もいいけれど、苦楽をともにし、一緒に成長してきた仲間たちとの野球はやっぱり楽しいなあ。

二)あおい
右)あきら

遊)たかよし
投)たつき
三)しょうじろう
一)たくみ
捕)たつま
左)りゅうた
中)ゆうき

途中交代なし

バッテリー
たつき(6回、102球、3安打1失点、四死4、4K)-たつま

 

肘の故障が明け、明神台戦の金星から約2か月振りにたつきが先発。初回、遊飛、三振、三振で上々の立ち上がり。しかし、鎌谷も相手の堅守を攻めあぐね、2回までは両軍無安打無得点で静かに試合が進む。

 

試合が動いたのは3回。燕軍は一死から左安とバントヒットで1・2塁とすると、手堅く右打ちの二ゴロで二死2・3塁のチャンス。ここで3番が鮮やかにセンター前!3塁ランナーに続き2塁ランナーが本塁突入!センターゆうき→ショートたかよし→キャッチャーたつまの中継でホームクロスプレーはアウト!最少失点で切り抜ける。新チームでは捕手に挑戦中のゆうき。得意のセンターで本領発揮だ。

 

早く同点に追いつきたい鎌谷は、3回に先頭たつまが遊安で出塁も続くりゅうたの遊ゴロで3塁タッチアウト。その後りゅうたが3塁に進むもあおいが見逃三振!好機を逃す。

4回は2つの四球と5番しょうじろうの左安で1死満塁のチャンス。監督、満を持してスクイズのサインを出すもたくみが見落とし本塁突入のあきらは憤死!

 

好機を逃し嫌なムードが漂う。いつもならズルズルいってしまいそうなところ、選手たちは持ちこたえた。4回は2つのエラーと四球で二死満塁のピンチを迎えるも、あきらがライトゴロを決め無失点。5回は遊飛、一ゴ、二ゴと危なげなく8球で三者凡退で切り抜ける。

 

そして時間切れが迫ってきた5回裏にドラマが待っていた。2つの内野ゴロで2死走者なし。ダメか…しかし選手たちは「野球はツーアウトから!」の精神で勝利をあきらめていなかった!9番ゆうきが四球をもぎとり出塁すると、1番あおいが鮮やかにレフト前にはじき返す。さらに2番あきらが本領発揮で四球でつなぐ。2死満塁のしびれる場面で打席には3番キャプテンたかよし!いつもは1番、2番で球数をかせぐが、クリーンアップに座った今日は違った。初球…

 

ライトへの逆転タイムリーツーベース!

 

見事逆転!さらに4番たつきのタイムリー二安と悪送球で2点を追加。

試合をひっくり返した。

 

最終回は四球のランナーを2人出すも、最後は投ゴと三振に打ち取りゲームセット。80分とちょっと時間が短い南シニア杯。終わってみれば時間ギリギリ、薄氷の逆転劇で勝利を手にした。

また来週もこのメンバー、このユニフォームで野球ができる!