1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | TOTAL | |
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中の丸チェリー | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 6 |
鎌谷クラブ | 0 | 0 | 2 | 1 | 3 | 3 | - | 9 |
遊)あおい
右)あきら
投)たつき
捕)たつま
一)しゅう
三)しょうじろう
左)りゅうた
二)たくみ
中)ゆうき
バッテリー
たつき(5回、66球、1安打0 失点、四死1、6K)-たつま
しょうじろう(1回、39球、0安打3失点、四死5、1K)-たつま
ゆうた(1回、32球、3安打3失点、四死2、2K)-たつま
途中交代(あきら→とくむね→はるき、しゅう→ゆうた、りゅうた→ゆうた→あきら、たくみ→つき)
所用により不在となったキャプテンたかよしを欠いた試合、リーダーはしょうじろうとたつま。合宿3試合全て先発のたつきはが5回1安打1四球無失点。5回は三者連続三振と危なげなくゲームをつくる。打ってはゴロで相手のミスを誘うしぶとい打撃、仕上がってきた感のあるスクイズ、しっかり選んでの四球、そしてたつまのレフト前タイムリー・しょうじろうの右中間タイムリーツーベースなどで着実に得点を重ね、継投で逃げ切り勝利!気持ちよくお昼をいただいて「川にドボン」となりました。
よかった点ともったいなかった点を振り返ります。
○ゆうた投手デビュー!
最終回、左腕からキレの良い直球を投げ込む「合宿MVP」5年生ゆうたが初マウンドへ。全打席を振り返ってみよう。
8番…テンポよくツーストライクをとるも、4連続ボールで四球、無死1塁
9番…ズバッと決まり見逃三振!1死
1番…四球、1死1・2塁
2番…右中間へタイムリーを浴び1失点、1死1・2塁
3番…センター前ヒット。1死満塁
4番…センター前へタイムリーを浴び2失点。三進した1塁ランナーをタッチアウト。2死走者なし
5番…見逃しで3球三振!ゲームセット!
はっきり言って申し分のない初陣だった。ストライク率は18/32=56%とまずまず。小柄ながら空手で鍛えた下半身は安定感抜群。淡々と、でも強い気持ちでどんどん投げ込む姿はバックも守りやすいし、頼もしいです。6年生中心の相手中軸に浴びた3連打も攻めた結果!まったく問題ありません。秋の教育親善、そして冬から始まる新チームに向け、「荒々しい剛球ではまると手も足も出ないしゅう」「抜群のコントロールと安定感で凡打の山を築くつき」に加え、投手に新しいカードが加わりました。楽しみですね。
あえて2つ注文を出しておきましょう。
①ストライク率を上げよう。
ボールが続くときは、ストライクを入れようと上半身に力が入って手投げになっていました。コントロールは「枝」「葉」の腕や指ではなく「根」「幹」の足、腰を含む全体でつくるものです。タオル1枚あれば自宅でできる「シャドーピッチング」で自分のフォームを磨き上げよう。
②クイック、牽制、フィールディングを鍛えよう。
ランナーのリードを縮め、盗塁成功率を下げる「クイック」「牽制」、投げた後に9人目の野手として投飛・投ゴ・バント処理を行う「フィールディング」。ピッチャーにとって、良い球を投げることと同じくらい大事なこの3つの力を養おう。初陣なので当たり前ですが、ボークを取られてもおかしくない場面も多くありました。急ぐことはありません。練習でしっかり教えます。
×ストライクバント、ピッチャー前はダメ!
1回、先頭あおいのセーフティバント、ピー前でいくら俊足でもアウト。
→初球!ファールでもいいじゃないか。塁線に転がそうよもったいない。
2回、2死2塁からたくみのセーフティバント、ピー前でらくらくアウト。
→2死!自分が生きないと。ピー前じゃ殺してくださいと言ってるようなものだよ。
3回、1死1塁からたつきの送りバント、ピー前で成功するも打者はアウト。
→先制点を取った直後。代表が期待していたのは、「自分も生きて流れをもってくること」だぞ。50点!
というわけで、代表から口を酸っぱくして言われている「塁線」バントができずお灸をすえられました。反省だな。
夏合宿としては異例の3日間で4練習試合。最高の天候、最高の環境で、秋の大会に向け打順や守備位置をテストできました。下級生に経験を積んでもらうこともできました。とても有意義な夏合宿でした。代表、監督、スタッフ、OB、選手のみんな、時之栖の皆様、そして、寝る間も惜しんで子供たちのために合宿を切り盛りしてくださったお母さん方、ありがとうございました!