1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | TOTAL | |
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鎌谷クラブ | 0 | 0 | 1 | 6 | 6 | 3 | X | - | 16 |
保土ヶ谷ファイヤーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | 0 |
遊)あおい
左)あきら
二)たかよし
捕)たつま
一)しゅう
投)たつき
中)ゆうき
左)ゆうた
右)りゅうた
三)しょうじろう
途中交代(あきら→ゆうた、りゅうた→つき、ゆうき→たくみ
バッテリー
たつき(7回、91球、3安打0失点、四死0、4K)-たつま
練習試合なので、経過は簡単に、、、
たつき、7回無四球完封!
これにつきる
「四死球でランナーを溜めることで仲間の守備の集中力がそがれる、どんどん投げ込んで打たせて行けば味方のリズムもよくなり、好いプレーも出てくる、特にこんなに暑いんだ。そういうことを投手は考えないと」代表はそう言ってたつきに魔法をかけた
秦野の大敗、翌日のミーティングと練習、たつきはすぐにそれを投球で示した。
無四球完封。
単純に真ん中に投げてどんどん打たせるということではない。
仲間を信じ、自分の最良の球を「投げ込む」。「向かっていって」打たせる
これが出来ないと無四球完封は出来ない。
あおい、たかよし、しょうじろう 内野の3人にはエラーも出た。それでも仲間を信じて投げ込む、相手を抑え込む。
そういう投球は猛打を生んだ。
「今日はお前の日にしてやる。すぐに結果を出せ。お前は打てる」
代表に魔法を掛けてもらったあきらが2番に座って
四球&センター前2点タイムリー、そしてとどめは「これが見たかった」という流し打ちで左中間を完璧に破る2点タイムリー2ベースと2安打4打点の大暴れ
踏み込めずに体が開くクセを矯正するためにノーステップ打法に取り組んで我慢の日々を過ごし、バットを振り続けた数か月、練習で鋭い当たりが出てきてノーステップ打法を解除、すぐに結果を出した!代表はその姿を見ていた!
あおい、足を活かしての3本の内野安打と自画自賛の完璧なセンター前で4安打
5回と6回には2イニング連続でしゅうたつきの2者連続ツーべースというスタイナーブラザーズばりの危険なコンビが火を噴いた
下位打線もゆうきの満塁ストライクバント、しょうじろうの2安打、りゅうたのタイムリー代打たくみのタイムリーなど大暴れ!
3番に入って「ランナーを帰さないと!!」と一人力んでノーヒットのキャプテンを除けば全員が満点の攻撃陣!
何でこんなに打てたのか、なんでこんなに繋がったのか
すべてはたつきのピッチングだ。
攻撃にリズムをつくる圧巻の投球だった。
無四球はリズムを産む。テンポ良い攻めの投球は相手の攻撃時間を、考える時間を削り、焦りを与える。
そして自軍の守備に良い緊張を持たせ、攻撃に弾みをつける。
4回表、二死2,3塁のピンチを豪快な空振り三振で切ってとったたつきに4回裏6点をとって応える、そうすれば5回表のたつきの投球も仲間の守備も冴える。そういった良い循環が大量得点を産んだ。
1回から 10球、9球、11球、15球、16球、12球、18球 7回91球
四球がないと言うことは球数もセーブ出来る。
無四球、暑い時にはもってこいだ。
私、あの冷やし中華のお酢っぽいのが苦手で、だからといって熱いラーメンって場合じゃない感じがする中でこのつけ麺というスタイル、スルスル行けていいですね!女性にうれしいわ」とドブスが夏のつけ麺の偉大さをムダに語るのとは訳が違う。
暑さの中の無四球の威力はハンパないのだ!
(たつき、はんぱないって!完封でしかも無四球やん!のくだりはやりません。野球ブログなので。じゃあプロレスもやめろやと言う奴は一歩前に出ろ。監獄がためでヒーヒー言わせたるきに!)
ちなみに秦野コメッツとの試合の3回表は5四死球もあって1イニングで53球9失点だ。
あの秦野巌流島からわずか2日、俺たちの野球をエースが示した。仲間がそれに応えた。
「野球は投手よ」
突き詰めれば、投手がボールを投げることから全てが始まるのが野球
試合全体は勿論、全てのプレーは投手が投げなければ始まらない。
その手から、指先から「俺とチームの想い」をのせたボールが放たれる瞬間
全員がいかにその球に集中できるか
その後のプレーは、その気持ちで決まる。
それが野球だ。
たつきよ、無四球完封は誇っていい。
それに乗せられた選手よ、野球って面白いよな、そういうことなんや。
さぁ、猛暑の中完封したたつきは休憩で、一人無安打に倒れ活躍できなかったキャプテンたかよしは保土ヶ谷ファイヤーズさんにお貸しして勉強させてもらうことにし、練習試合第二試合に続く!