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鎌谷クラブ1000000-1
都岡少年野球クラブ101031X-6
灼熱の中行われた二区親善。打撃、守備とももうはっきりしたな。
さぁ、鍛錬の夏、ジャンボ鶴田試練の十番勝負ばりのベイサイドの夏がやってくる!

遊)たかよし
二)あおい
一)たつき
捕)たつま
右)とくむね
中)ゆうき
投)しゅう
左)たくみ
三)しょうじろう
途中交代(たくみ→つき)

バッテリー
しゅう(3回、61球、2安打2失点、四死1、2K)-たつま
たつき(3回、53球、4安打4失点、四死2、1K)-たつま

 

攻撃は初回、二死から打撃好調のたつきの初球レフトオーバー三塁打、たつまのカウント3ボールノーストライクからのセンターオーバー三塁打が飛び出し先制!

しかしその後は四球出塁はあるもののノーヒットに抑えられ1点に抑えられた

 

ディフェンスは初回、二死から先発しゅうの頭上に上がった打球を「太陽が目に入り」しゅうが落球!二進を許し、ワイルドピッチで三進も許すと4番のあたりをたかよしがエラーで失点。実質二死無走者から3エラーで1点を失った。

 

3回は1,2番に連打を浴びて1点。ここでしゅうは降板

 

代わったたつきは4回をわずか8球で打たせて取るも5回、先頭9番にレフト前に落とされると相手好打者1番に2ランを被弾。その後、二死を取るも、二死無走者から四球、ヒット、ヒットで1失点。ホームランは仕方ないにせよ、二死無走者からの1点はもったいなかった。

 

6回は先頭8番に四球、たくみの「太陽が目に、、」のまさかのエラーで1失点。先頭四球とエラーでダメ押しを喰らい、試合は1-6の完敗、、

 

 

しゅう!たくみ!太陽!

 

これで二区親善大会も終了。そっとチームは鍛える夏に突入した。

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1年間の闘いの「前半」が終わったな。

良い試合もあったし、ボロ負けもあったが、競った試合で勝つことが出来なかった。

今年のチームはケガ人が多く、全員揃わない状況の中でみんなでの野球が出来なかった。

慣れない打順、ポジションで「練習していないプレー」は出来なかった。

まもりぬいて3点勝負、そういうチームを作りたかったが、なかなか出来なかった。

先頭四球はダメ、一つずつアウトを取る、チームの約束をやり通すことが出来なかった。

バントは投手に取らせない、1つでも前の塁に、そういういやらしい攻撃が出来なかった。

 

、、、おっさん、「出来なかった」でまとめてなんかうまいこと言おうとしているな、、

そうおもうやろ。

 

 

 

 

 

ちゃうで

 

 

 

 

「出来なかった」ってなんやということを皆で考えようということや。

 

やろうとして出来なかったのか

やろうともしなかったから出来なかったのか

 

この差よ。

 

たとえばだ

頭使えよ

ワンアウト二塁で自分がバッターかランナーか三塁コーチャーだと思え。

 

打者はセカンド方面に流し打って二塁ランナーを三塁にキッチリ進めようと考えて打席に立ってサインを見たか。インコースならどういう打撃、外の低めならどういうスイングをするか、全部考えているだろうか

 

そのときの二塁ランナーはバッターがそういう打撃をするだろうからゴロになったら三塁はもちろん、一塁転送を見てホームに突っ込むぞという意識を投球前からもっていたか。ライナーバックは、第二リードは練習どおり意識できるだろうか

 

三塁コーチャーはそれらを全部把握してホーム突入かストップかをしっかり大きな声とジェスチャーで指示しようと心構えを持っていたか

 

全員がやろうとしていて出来なかったのなら仕方がない

 

 

でも

 

 

 

やろうとしていないから出来なかったな。おまえらはな!

 

 

 

じゃあ、それはそれでええで。夏からは「やろうとする」これや。

 

 

こういったプレーの一つ一つは練習で「反復」して体で覚える必要がある。そして「こうくればこう、この場合はこう」と頭で考えて覚える必要がある。そして試合では点差、イニング含め頭に入れて集中しておかないと体と頭は動かない。

 

守備もそうだ。ランナー状況、点差、イニング、頭に入れて反復練習と頭を使った練習。

代表に「各ポジションの動き」のテキストもらったよな。頭に叩き込んでいるか?

「ピコピコゲームはゴミ箱に捨てて野球と勉強だけやれ、毎日野球のことばかり考えていろ」そういうコーチもいたな。野球のこと毎日考えているか?

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君達はたくさんの「出来なかった」を得た

その中には「やろうとしたけど出来なかった」と「やろうともしなかったから当然出来なかった」があって、おそらくは後者のほうが多かったんじゃないか?

 

俺はそれはそれでええとおもう。

 

「やろうとしたけど出来なかった」はこれから練習したら出来るようになる!

「やろうともしなかったから当然出来なかった」は意識と練習や。

 

全部、できるようにしたらええんや。

 

けれど「出来なかった」にどうやら二種類あるらしいぞとは思っておいてくれ。

チームとしてはそうやって力をつけていこう。


そして個人個人も残る数ヶ月、しっかり目標を持って伸ばしていかなな。

去年の夏はしょうじが伸びたよな。ああいう先輩みたいにこの夏「伸びる選手」がどれだけでるかも大事やで。

 

たかよし

打撃、守備ともに物足りなかった。投手、下級生をもっと助けないと。あおいとの二遊間、1,2番早く完成させないと燃え尽きることが出来ないぞ

たつき

投打共に頑張った。けれど「気持ち」だ。もっと仲間を信じろ。エラーされても打ってくれなくてもあと数ヶ月、仲間を信じろ、マウンドで信じぬけ。

たつま

四番の打撃ができるようになった。座る位置、ミットさばきを研究して投手が投げやすい捕手になる研究を。あとはチームの誰よりも走って声を出すこと。

しゅう

チーム打撃これにつきる。バントが下手といってへらへら笑っていてはいけない。足が速いのにリードが小さくて盗塁のサインが出せない。もう「下級生だから」はないと思って!

りゅうた

「よし、りゅうたに飛んでくれた」チーム全員がそう思いたいのだ。お前に足りないのは「たつきのために、しゅうのために」という意識。時間との闘いだぞ、りゅうちゃん!

しょうじろう

「初球から振るスイングで行けない」「取れなくても飛び込んで泥だらけになれない」力は持っているのに発揮できない理由を突き詰めろ!バカになれ!しょうじろう!

あおい

「俺が1番打ちます」そう宣言した以上やるよな!一、三塁線上のバント、グリップを上げて鋭く振りぬく1番打者の打撃、すぐに身につけてすぐに実践や。時間ないで!

あきら

あきらも「投手のために」の意識や。あいつらのために打ったらんかい、取ったらんかい!

お前はその意識を持つだけで化ける。仲間もスタッフも信じてるんや。

とくむね

打撃は急成長した。投手の練習も守備もその打撃と同じように伸びないと。試合でライトゴロ決めたいよな、ノーカットで本塁で刺したいよな。じゃあ練習や!

たくみ

もっと野球を好きになろう。解らないことは仲間やスタッフに聞いてな。「どこまでわかっていてどこまでわかっていないかが解らない」という禅問答のようなことはなしや。

つき

打撃も守備も走塁もシッカリ伸びてきている。レギュラーのチャンスもある。秋になっても試合の局面でつきが必要になってくる。よろしくやで

はるき

お前はあのフレッシュカップの悔しさをまだバネに出来ていない。「悔しい」という気持ちを打撃や守備で出せればもっと良い選手になれるんや。ナニクソ魂見せたらんかい。

ゆうき

守備は一級品やが、打撃があかんわ。どうやったら遠くに打球が飛ぶかも必要だが、おまえも転がしていやらしく塁に出る選手にならんと。そういうピースになって先輩を助けろ!

ゆうた

まだ鎌谷歴は短いが、ゆうたも「何を求められているか」を考えて野球をやるぞ。フルスイングの二塁打も良いが、2ストライクからの打撃、これを研究してみよう。

 

このなかからまぁ3人合格者が出れば鎌谷は相当強くなる

さぁ3人にはいるのは誰なのか!チーム内で競争やで。

 

ベイサイドカップチャレンジマッチと鍛錬の夏がやってきた。

ヘチマやらひまわりみたいにやたらと伸びるのは誰か!