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鎌谷クラブ00000011
元宮ファイターズ120003-6
スコアラー代理です。
強豪に胸を借りる戦いが続くベイサイドカップ。
次なる相手は…県下に名を轟かす強豪、元宮ファイターズ!
すごい相手だったな。何がすごかった?
俺たちは相手から何を学んだ?学んだことを持って帰って
何をするのか?

一)たつき

中)ゆうき

遊)たかよし

捕)たつま

投)しゅう

右)とくむね

二)あおい

左)たくみ

三)しょうじろう

 

途中交代 とくむね→あきら


バッテリー

しゅう(4回、50球、4安打3失点、四死1、1K)

たつき(2回、21球、3安打3失点、四死0、1K)

-たつま

 

よかった点ともったいなかった点を振り返ります。

 

○:6回1四死球!好守連発!

本日監督不在により指揮を執った代表から試合前に

「打たれるのは構わない!どんどん打たせよう」の指示。

その通りにしゅうとたつきはぐいぐいゾーンで勝負!

↑のとおり球数も少なく四死球はわずかに1。

一方さすがに三振は2と簡単にアウトはくれませんが、

好プレー連発でエラーもわずかに1。守備が踏ん張った!

今日は声も良く出ていたよ。

テンポの良いピッチングが好守備を生む、

好守備がテンポの良いピッチングを生む好循環でした。

 

○:おかえりあおい!

大けがをした平戸戦の朝から2か月。ついにあおいが帰ってきた!

まだリハビリ中のため本来のショートではなくセカンドへ。

守備機会は少なかったけど、6回にはセカンドゴロを難なく処理。

7回には1死2・3塁のチャンスで高いバウンドのゴロを放ち、

相手ショートが1塁へ転送するも帰ってきた「早送り走塁」でセーフ!!

見事打点を上げ強豪に一矢報いることができました。

何より、二遊間にあおいがいる安心感よ…。けがを機に両打ちにも

チャレンジするという。秋に向けてこれまでの分まで大暴れしよう!

 

×:ライトの後逸で5失点

勝負事に「たら」「れば」は禁物ですが、勉強のベイサイド

なのであえて。長方形のグラウンドで果てしなく広いライト。

3つの後逸ホームランによる5失点はすべてアウトにできた

打球でした。特に1、2塁間を抜けた速いゴロはこれ以上ない

おあつらえ向きのライトゴロ。なのにまったく足が動かず打球

はなぜかライトの横をすり抜けていきました…

本当に、本当にもったいないプレー。

この5点を引き算す「れば」相手は1得点でした。

ストレートしかない少年野球。1軍戦も秋になれば内野守備では

なかなか差がつかず、「外野守備の戦い」になります。

外野陣の成長が秋に向けた戦いを左右するといっても過言では

ないでしょう。

あおいも戻って、ゆうたも入って激化する外野のポジション争い。

誰が名乗りを上げるか!?

 

×:消極的な打撃

4回まで投げた元宮のエース君。決して剛速球ではないけれど、

コーナーを突く抜群のコントロールと効果的な緩急で翻弄され、

たかよしのエラーによる出塁を除きパーフェクトに抑えられ6三振!

こういうピッチャー相手にカウントを取りに来る甘いファースト

ストライクを見逃していると、あっという間に追い込まれゾーン

では勝負してもらえなくなります。

ファーストストライク、行くか?行かないか?迷うか?難しいか?

そんなことはない。答えは「相手を助けない」ことに尽きる。

今日の相手は「行かない」ことが相手を助けてしまった。

でも相手によっては「行く」ことが相手を助けることもある。

相手の気持ちになって考えてみよう!

 

・・・

 

上にあえて「たら」「れば」を書いたけど、

実際は点差以上の完敗。

元宮と鎌谷の差は得点以上にあったと思います。

それは「投げる」「捕る」「打つ」「走る」の上手さ?

それもあるけど、違う!「1球に対する集中力の差」だ。

元宮のキャッチャーがピッチャーにボールを返す時のカバーリング。

試合後のミーティングでよくわかっていない選手がいたので

Tコーチが描いてくれた絵を載せておく。

ここまでのカバーが本当に必要になることはまずない。

ではなぜわざわざこんな疲れることをしているか?

「ひとりひとりが1球1球、ひとつのボールに集中して、

反応するため」だ。

いつも言う。

試合中、ボールはひとつ!ひとつのボールに、

7回100球、100回集中できるか!?

それが勝敗を分ける!

それを最高のお手本から学ぶことができたなら、価値のある

負けだったと思うぞ。