1234TOTAL
白妙クラブ010-1
鎌谷クラブ281X-11
負けたら厳しい第二代表ブロックに回ってしまう「ある意味」一発勝負が続くYBBLの初戦。午後には区大会ブロック戦も控えて先発はどんどんストライクを放る系投手たつまとキャプテンたかよしのバッテリーで挑む!うつくしいチームに生まれかわった鎌谷!連敗脱出や!

捕)たかよし

左)たくみ

一)しゅう

投)たつま

三)たつき

右)あきら

遊)しょうじろう

二)りゅうた

中)ゆうき

(途中出場 りゅうた→つき、あきら→はるき)

 

バッテリー

たつま(3回、59球、1安打1失点、四死2、5K)-たかよし


一回表、久々登板のたつまは先頭から二者連続三振など

ストライク先行で順調に滑り出す!

 

その裏鎌谷の攻撃、たかよし、たくみ、しゅうが制球に苦しむ相手投手からしっかり四球を選択して無死満塁のチャンスを作る!

 

監督の意図はもちろん「先制点」。バカスカ長打で大量得点を狙う場面ではないはず

 

しかし、気負った4番たつま、5番たつき

チームの狙いを無視したかのような大振りで

2者連続空振り三振!

 

お ま え ら !

 

不穏な空気の中、バッターは6番あきら

あきらの打席でまずは相手ワイルドピッチでたかよし

好判断のホームインで先制

 

2ストライクと追い込まれながらもあきらはじっくり粘って四球

 

7番しょうじろうもカウント2-3から粘って押し出し四球をもぎ取り2点目

 

しかしりゅうたは「見逃しだけはするな!」の監督の指示も見逃し三振!

 

1回表、スコア上は5四球3三振、、

 

なんちゅう野球をやるんや、、

 

ギクシャクした攻撃の後は得てして失点するものだ。

なぜって?

 

それが野球やからや!

 

先頭のなんでもない内野フライ、セカンドりゅうたが一歩も動かず、ショートしょうじろうがセカンド前方まで突進もポトリ、、 その後一死を取るもまたもりゅうたに打球、後ろにそらす間に一塁ランナーがいっきに生還。

直前の見逃し三振からまずい守備2連発、りゅうた波に乗れずに失点。

 

しかしこの試合のポイントはここ。

たつまは8番9番を連続三振!

仲間のミスは仲間の自分が取り返す!

 

目が覚めた鎌谷は2回裏

 

ゆうきが先頭打者としてしっかり四球を選び、盗塁、盗塁!でノーアウト3塁

 

次打者はたかよし

 

スクイズ、バント、、頭をよぎったが監督の「打って良いぞ」の声を受けてレフト前にしばき返す。これで1点。二盗、三盗も決めて相手ワイルドピッチで生還!塁上を駆けめぐる

つないで走って追加点

 

たくみ凡退後、しゅう、たつまが四球でチャンス拡大、つなぐ意識で攻め立てる

 

しかし!

 

5番たつき、ワンアウト2,3塁

転がせ、選べ、相手を苦しめて仲間につなげのこの場面

豪快な空振り三振!

2打席連発得点圏

豪快な空振り三振!

 

たつこ!

これを野球界では「扇風機」というのだ!

 

 

全員で繋いだ、紡いだ糸をぶつりと切る空振り三振、猛攻もここまでかと言う場面

 

あきらがつないだ!

味方のミスは俺がカバー

2ストライクからじっくり選んでチャンス拡大

 

打撃不振でも何とか繋ごうとしょうじろうも続く。押し出し四球でこの回3点目

 

ここでベンチが動く!

満塁前進守備の白妙軍をみて「最近鋭く叩きつけるスイングを見せているのはつき」と代打つきが登場

 

しぶとくファールで粘った8球目、しっかり選んで押し出し加点!

 

この回2打席目のゆうき、悠々と四球を選んでさらに押し出し!

 

さっきは「自由に打て」でタイムリーのたかよしも味方につられて四球をゲット!

相手エラーも重なってこの回、1安打で8点!

 

大量点に守られてたつまの投球も冴える

変わったつきのエラー、カバーミスしたあきらのミスでピンチを招くが、仲間を信じて打たせていく。最後は内野ゴロ二つでこの回無死2塁を無得点

 

さぁ、この試合良いところ無し、このままでは「扇風機」の異名を授けられかねないたつきに出番は回るか!

 

3回裏

しゅう、たつまがしっかり四球を選んでたつきに舞台をゆずる!

 

きょろきょろベンチをのぞき込むたつきに「ノーサインだよ!お前が決めるんだよ!ベンチを見るな!」監督のゲキ!

たつきの打球はセンターの頭をこえた!

意地の、首の皮1枚繋がったタイムリー2ベース!

 

規定によってYBBL1回戦はコールド勝ち発進!

 

仲間を信じてつなぐ、仲間のミスを取り返す、仲間のピンチは俺が救う

 

しゅうが先週肩を痛めて緊急登板のたつま

あおいの回復を待つためグルグルと守備位置を回して対応する内野陣

気持ちがあれば仲間のミスを取り返すプレーも出る、結果に繋がる

この気持ちを車移動、お弁当を挟んで持ち続けることが出来るのか、鎌谷軍!

 

「移動してご飯食べて集中力が切れてしまう。それじゃあもったいないよな。次も勝つぞ」と監督。選手も勝利後のミーティングで気合を入れ直して区大会ブロック戦に向かった!