フレッシュカップ秋季　一軍  フレッシュカップ決勝戦 (2017/11/25 11:00 少年球場Ｂ)

バッテリー 　　なおき、かえで、ゆうのすけーひろき
中）しょうじ

投）なおき
遊）ゆうのすけ
捕）ひろき
左）りょうた
一）かえで
二）アレックス
遊）かずき
右）けいた

 

1回表
先頭打者はしょうじ
初回、しょうじがファールで粘って

ノーボールツーストライクからの４球目、まずはセンターオーバーツーベース！

なおきしっかり四球、３番ゆうのすけ、初球豪快な空振りからの送りバントでワンアウト２，３塁！

 

 

ここで４番ひろき
初球！ライナー気味のセンターへの大飛球！
しょうじ、なぜかセンター捕球までハーフウェーに、、
捕球を見て三塁に駆け戻る、、

 

「タッチアップちゃうんかい！」

全米がさけんだ、、

 

 

こんなゴロだったらホーム突入
パスボール、ワイルドピッチ、、少年球場Ｂは後ろが狭いぞ
壁がコンクリだから跳ね返りも速いな、、
サードゴロ一塁転送ならホーム突入や！
ライナーバックを頭の片隅に、、
クリーンヒットなら打球を見て慌てず生還
決勝戦の初回の攻撃、まずは確実に、、
まさかのストライクバント、スクイズもあるぞ
おれが躊躇しても２塁なおにぃが三塁に突入することもあるぞ
外野フライの場合は浅い深いもあるがまずはタッチアップだ
ポテンヒットになっても十分ホーム生還は間に合う、外野フライならタッチアップだ

少なくともこんな１０個くらいの確認事項はしょうじの頭にあっただろうか
サードコーチャーかずきは適切な声をかけただろうか

そして色んな約束を頭の中で

反芻（はんすう）する時間があっただろうか

 

 

 

ひろき、俺たちの4番ひろきよ

 

初球攻撃、間違っていなかった

 

犠牲フライ足りうる打球だった
でも、このチームは「状況」を確認するために「時間」がいるんやなぁ

ノーアウト２，３塁でレフトライナーからトリプルプレーを喰らった
試合もあったよな。あれもランナーのボーンヘッドだった。

 

「もちろんライナーバックくらいは解っているだろう」
「ワンアウト２，３塁、じっくり行こうぜくらいは解っているだろう」
の「だろう運転」のベンチが悪い

だれもが認める4番になったひろき
これはお前には酷な注文かも知らん

あの場面、4番ひろきにはベンチに、ランナーに

時間を与えて欲しかった

 

おれら、こんなチームや

 

じっくり球見ても、追い込まれてもひろきはヒットも犠牲フライも打てる

こんなわがままな注文は、おまえだから言える

 

おまえがこれからどんなチームでどんな野球をやっていっても
ベンチやチームメイトに「わがままな要求をされる」選手になってくれ

 

よう打つけどひろきは所詮引っ張り専門の「ひっぱり君やな！」
ホームランやヒットを打つひろきにあえて「右の打球も見たいわ～」
と無茶な注文をしたこともあった。

 

ライト場外にホームランを打って答えてくれた試合もあったな。

 

とにかくな、わがままを聴く余裕があることは
褒められても注文ばかりされる男になることは

わがままを言っても良いと思われる男になることは
「出された飯は全部旨そうに食う」くらい重要な男の要素や

 

打つも守るもおまえのチーム、良い選手になったな！ひろき！

 

 

 

りょうた、ひっそり遊ゴロでこの回、痛恨の０点！

1回裏
先発なおきは先頭を見逃し三振、2番を右飛、３番捕飛と
12球で三者凡退に打ち取る！
まずい攻めの直後で悪い流れになりそうな所をキラーなおきが
抑え込む！

しかし２表
かえで２球目三ゴロ
アレク初球一飛
かずき３球目右ゴロ
６球で三者凡退！

 

これは悪い鎌谷！

 

 

 

「球数稼いだら良くて、早いカウントから打って出るのは悪い」
そんなことは言ってないし、どんな野球の教科書にも載っていない

野球は「流れ」の取り合いだ。
こんな攻めをしていると相手に流れが傾く
「わずか〇球で三者凡退！」なんどブログに書いただろうか、、
でも、難しいよな。野球は難しいんや、、、

まずい攻めの直後、２回裏

なおきは先頭を空振り三振！
ヒット、四球でランナーを溜めるも
７番打者を見逃し三振！
8番に四球で二死満塁！

ここで青双子軍が9番にピンチヒッター！
「青双子軍の執念の采配！先に動くは青双子軍ベンチ！」

なおき、ピンチヒッターに３連続ボールで押し出しのピンチ！

 

この駆け引きに、勝負に勝ったらながれはこっちや！

いまこそこの1年でなおきが手に入れた「ドブスＯＬの差し入れのシュークリームを握りつぶしていく感覚」を覚醒させろ！

 

 

ノースリーから最後は空振り三振！

 

 

きた！

ひりついた投手戦
先に動いた青双子軍、2死満塁代打策実らず！
これで流れは鎌谷か！

 

そして３回表
先頭のけいたが死球で出塁！

ほら来た！
流れこっちや！
こんなもんなんやって！野球って！

ノーアウト一塁、初回に２ベースを放っているしょうじ！
追い込まれた三球目、サードファールフライ、、

なぜか

けいたが

二進（しかもスライディングのおまけ付き）

一塁転送でゲッツー、、

ここで凡ミス！

 

もらった流れ、なおきがひっぱって来た流れ、終了！

 

３回裏
こんな事を「後付け」で書くのは卑怯だけれど、おれは3回裏
「１点は取られる」と思っていた。
2回も流れを相手に渡したらやられる。それが野球だから。

先頭１番をゆうのすけのファインプレーでアウトにとって
続く2番もあっさり二ゴロ、、と思いきや、アレクはじいた！
続く３番は四球
渡してしまった流れを、その危機を感じたのかここで選手はマウンドへ、、

そして4番打者の打席
なおきが一塁牽制も、一塁にかえでが居ない！
誰も居ない一塁にけん制球が飛んでいく
「初めて見た、、、」
これで２，３塁

4番の内野ゴロの間に、どうしてもやりたくなかった先制点を許す！

 

４回表
ゆうのすけ、高めのつり球を豪快に空振り三振
ゆうの、先頭打者や、、
先制を許した直後の先頭打者や
おまえもこれから強い相手と強いライバルと闘っていくんだろう
打って投げて守れる、でもお前がこれから進むステージでは
今の野球をやっていたら「実力」以外の部分で損をするぞ。
「メッセージが、やろうとした気持ちが自軍のベンチに伝わる凡打内容」というものもある。
「転がして、汚いボテボテの当たりでも塁に出たかった」
そういうメッセージをベンチに伝えなくてはいけないという要素も野球にはある。

むずかしいんや、、

 

ひろき２球目三ゴロ
りょうた初球ライトゴロ
７球でクリンナップ３，４，５番が三者凡退
ベンチ何も出来ず！

 

４回裏
なおきは先頭６番をを空振り三振！
つづく７番もあっさり二飛、、
アレク本日2個目の失策！そして8番に四球
ワンアウト1，2塁

ここでなおきは降板、リリーフはかえで！
ワイルドピッチでランナーは進めるも
9番を空振り三振！
１番を三ゴロ！
完全な火消しで追加点は許さない！

 

5回表
火消しに成功したかえで 初球遊ゴロ
２失策挽回したいアレク 三球三振
かずき 二死からでも嫌らしく出たいところ豪快な空振り三振！
９球凡退

 

5球とか７球とか９球でわずか２分で攻撃終わったらな
ベンチ何もできへんわ、、

「あら、あっさりしてるのね、、」ってやかましいわ

 

5回裏
かえで、気迫の2者連続空振り三振、センター前を許すもきっちり０封！
もうイニングがないぞ！行くぞ鎌谷！

 

回表
粘って出て、つないでつないで、、
1人でも出ればクリンナップで返せるか、、

けいた 初球センターライナー
しょうじ２球目遊ゴロ
なおき５球目三直
８球、２分で三者凡退

「あれ、2分しか持たないなんて初めてだよ」ってやかましいわ

６回裏
かえでが2死まで踏ん張ってさいごはゆうのすけにバトンタッチ
この１年がんばった３投手が１失点リレーだ。あとは攻撃のみ
凡ミスと、工夫の無い10球未満の攻撃の山、、
なんとか意地を見せろ！

 

７回表
ゆうの 高めのつり球を豪快に空振り三振
ひろき 初球センターフライ

（相手もよく取ったが、、）
りょうた ねばるも空振り三振
「三振が二つあったから13球は投げさせたな」

ってやかましいわ

三投手の力投も、走塁の凡ミスと淡泊な工夫のない攻めで０－１の惜敗
フレッシュカップは準優勝

 

ホームランを、ヒットを、三振奪取をみたいんじゃなくて
チームのために、仲間のために、考えて、一所懸命にやる
そういうおまえたちの顔を見たいなぁ、声が聴きたいなぁ

 

ベンチは今日の攻撃では何も出来ない
「相手投手をいじめる」「ルールのあるケンカ」俺たちはそう
教えてもらったよな
「守備の時は仲間と会話して、確認しあって」
いつもそう教わっているよな

南シニア杯が最後か、、

あんな、きみら、最後は「教わったこと」
をそのままやってみろや

勝てるって

今日はどれも出来てないから負けたんや

そしてきみらは「教わったこと」が全部できる子なんやで