二区親善大会（旭・保土ヶ谷）  二区親善Ｂブロック決勝 (2017/7/15 9:00 旧若葉台西中Ｇ)

バッテリー  なおき、ゆうのすけーひろき

先発
遊）たかよし
二）たつま
三）ゆうのすけ
一）かえで
左）りょうた
投）なおき
捕）ひろき
右）けいた
中）しょうじ

途中交代（しょうじ→かずき、けいた→アレックス）

 

 

「はい、いいですか～！銀は『金より良い』って書くじゃない！」

 

武田鉄矢っぽいどブスＯＬが、武田鉄矢っぽくそういいながら、森永チョコフレークの袋に手を突っ込んでアホほどチョコフレークをボリボリ食いもってお前の肩をバンバン叩いてきたらお前はどうするって言うはなしよ。

 

 

 

 

 

 

もうな、俺たちにな、どブスＯＬに反撃する力はないんや

 

また負けたんや！

 

わしら、また負けてもうたー！

 

東急白根軍、３，４，５番ええ打者やったな

あんだけかっ飛ばされたら白旗や。

でもな、同じ小学生や。勝機はあったはずなんや。    

 

たとえばバッテリーよ

 

おまえら、１回表は１，２番を連続空振り三振、3番を投飛に打ち取ったんや。

そして次の2回、先頭の4番、2球目をガツンや。

 

決勝に駒を進めた強豪で、あのでっかい背番号３の投手を差しおいて４番に座る打者や。

「甘い球は行きよるな」そう判断すれば2球続けてボールで攻めても良かった。

強いチームの好打者は早いカウントからも来る、監督にそう教わったやんか。

 

相手は体は小さかった。外角一辺倒でもよかった。

そういう勝負の「機微（きび）」をバッテリーが感じないと強い相手には打たれる。

＊機微・・辞書で調べろ

 

つづく5番、これも初級ホームラン。

「見せ球」のカードはなかったか、バッテリーよ。

 

「おっさん、スコア見て結果論でものいうとるな、、」

そう思うならおまえらはアホや。

 

これが野球や。これが配球や。これがバッテリーや。

 

３回の失点

先頭を四球、二番を三振のところでベンチはピッチャーなおきからゆうのすけにチェンジ

3番にファール、ファール、ボールからの４球目をガツンとツーラン被弾

 

前打席、惜しくも投飛に打ち取られ、打ち気満々の３番バッター

これもゆうのすけなら「かわす」投球ができたはずや。勝負に行って負けた。

仕方がないがバッテリーに「戦術、頭脳戦」の図式はあったのか

投手は代わったがひろきよ、前打席の配球はすべて頭に入れてリードしていたか

 

４回

ゆうのすけ、先頭の7番にストレートの四球。おい、白根軍の中軸は凄いバッターやけど7番やぞ。これが効いた。牽制悪送球で失点。2打席連続三振中の2番打者にも四球

そして3番に2球目をガツンよ。

 

この試合、悪いが敗因は

 

ひろき

 

お前や。

 

前にも言うたな

抑えたら投手の勲章

打たれたらおまえの責任

 

それが捕手よ。

 

受けるだけの「壁」じゃなかろう。

インサイドワーク、声掛け、だましあい、かけひき、、

投手を乗せる、審判をも味方につける

 

ひろき、秋には強豪と大勝負を賭けるぞ

これで解っただろう

バッテリーや、捕手や

 

ひろき、期待を込めていうんやで。負けたのは捕手の差だ。

 

打撃も白根軍バッテリーにやられた

鎌谷１８アウトの内訳は

外野フライ２

三振５

内野ゴロ１１

 

わかるだろ

打たされたんや

 

打撃でマルをかろうじてやれたのはりょうたとたかよし

 

りょうたは１打席目空振り三振から調整しての２打席目タイムリー２ベース

 

たかよしも１打席目完全に打たされた遊ゴロの反省を活かして、2打席目は左打席で四球

３打席目も左打席で中安

 

なんかやってみる、前の打席を活かす

 

この姿勢が見えたのは2人だけ。あとの選手は０点。

 

頭を使っていない。

頭使わなかったらそら「打たされる」わなぁ。

 

かえでよ

4回のチャンスは打つ気を読まれてクソ球振らされて三振

５回、二死無走者からたかよし、たつま、ゆうのすけが作ってお前に回したチャンスで三ゴロ。わかるな、おまえが打たな負ける。４打点は拾えたぞ。

 

くりかえす。スコアを振り返ってうんちくを言っているのではない

これが現実だ。

 

俺はな、ベンチからみとって「相手バッテリー上手やな」と思っていた

鎌谷軍は「なんで内野ゴロにうちとられたんだろう？」みたいな顔してベンチに戻ってくる。ほんでちんたらお茶飲んで草野球しとるおっさんみたいに休憩してな。

 

おまえら、あと数か月でこの差埋められるか？

 

おっさん、無理やとおもってるわ。

 

試合後のミーティング、各コーチから熱いゲキが飛んだ。

野球に対する姿勢について、残された時間について、頭を使わない野球について、、

 

そして試合後の監督宅での「残念会ＢＢＱ」の席で代表から「相鉄沿線で銅、二区親善で銀、秋には金のメダルをみせてくれよ、、」との言葉

 

何を感じた！おい！

 

コールド負けが見えてツーアウトランナーなし、そこから「まげだぐねぇ！」と声を張りあげて鼻水垂らして泣きながら打席に立つ気合がお前たちにあるか

 

弾尽きて、矢が折れても拾った石を投げ、石もなければ相手のケツにかぶりつく、笑いたければ笑え！そういう魂が、猛虎魂がお前らにあるか

 

一方、戦場でも学者のように策を巡らし一挙逆転の方策を見いだす。その冷静さがあるか

 

「戦争じゃねぇんだから、、」そう思ったやつは一歩前に出ろ！

 

ええか、

 

これからは戦争じゃ！

 

「野球はルールがあるケンカだ！」

代表の言葉をわすれてないだろうな！

 

相手チームも敵、そしてこれからは練習の時はポジション争いする仲間も敵だと思え！

 

時間がねえんだよ。

 

「俺たちはどブスＯＬに指をさされて笑われる野球しかやっとりませんですばい、、」

毎日起きたらそうつぶやけ！

 

「俺たちはどブスＯＬで、どブスＯＬは俺たちですばい、、」

毎日寝る前にそうつぶやけ！

 

いいか、秋まで土日は戦争じゃ。

敵は対戦チーム、ライバルのチームメイトっていうたな。

 

そして最大の敵は

 

どブスＯＬちゃうで

 

己（おのれ）だ！